拳で抵抗する21歳

世間に、拳で抵抗したい。そんな21歳の夏。書評や投資、思いついた事を綴ります。

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脱三日坊主の方法

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物事を継続させる方法

 

 

 

 

三日坊主の原因

 

また続かなかった、、、、、

ダイエットや勉強等、「これから毎日やるぞ!」と意気込んでは失敗を繰り返してきた人は私以外にもたくさんいると思います。決心したその日は、モチベーションも高くある程度ハードな内容であってもこなす事ができるでしょう。しかし、人間はちょっとした事に感情が左右される生き物ですから、何か嫌なことがあった時には、気分が乗らないなどの理由で簡単に投げ出してしまうものです。そして、「また続かなかった」と落ち込み、数週間後には、落ち込んでいた事すら忘れてしまうでしょう。

しかし、その原因は、あなたの意志の弱さだけではありません。

人間を含む生物には、ホメオスタシス(恒常性)という機能があります。

恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスタシスὅμοιοστάσιςhomeostasis)とは、生物および鉱物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。

引用元:恒常性 - Wikipedia

 

高校の生物で出てくるこのワードは、生物や鉱物内の機能を一定に保とうとする機能の事です。たとえば、水風呂や熱々の温泉に入って、体温が一時的に変化したとしてもちゃんといつもの体温に戻りますよね?この機能によって人間は体温を一定に保つことが出来ます。このようないつも通りに戻そうとする機能がホメオスタシスです。

では、なぜこんな専門用語を出したのかというと、これが三日坊主の原因の一つになっているからです。ダイエットや勉強という普段やっていなかった事を突然始めると、ホメオスタシスが、それらをやめさせようとします。その結果、モチベーションが下がった時にやりたくなくなるという現象が起こるのです。

 

体験談

私は、現在筋トレを半年弱継続する事に成功しています。しかし、この成功に至るまでには、何度も投げ出してきた経験があります。私が筋トレをやると決心したのは高2の期末試験の時期でした。部活もテスト期間のためなく、ふとボディビルダーの動画をyoutubeで見た際、私の中に、ムキムキになりたいという熱い思いがこみ上げてきました。これを機に私は、テスト期間出したが、勉強そっちのけで筋トレに毎日励み、同時に減量して筋肉を浮かび上がらせるための、有酸素運動にも力を入れました。しかし、毎日筋トレを行い、10キロ走るというハードな目標をたててしまい、1週間で挫折の時を迎えました、、

それから月日が流れ大学3年の11月頃突然、筋トレに対するモチベーションが上がり、久々に再開する事を決めました。しかし、今回はなぜか継続することが出来たのです。それには、ホメオスタシスが関わっている事が分かりました。

 

どうればよいか

さあ、お待たせしました。では、物事を継続するためには何が必要かお教えしましょう。それは、習慣化する事です!私たちは普段、何の気なしに歯磨きや、着替えを行います。これらはもうホメオスタシスによって、「しなくては気持ちの悪いレベルに習慣化」されています。なので、筋トレなどもしなくては気持ちが悪くなるようにすればいいだけの事です。

イヤ、そもそも習慣化するためにはどうすればいいの?と気になることでしょう。その答えは、目的を目標にするということです。

 

目標と目的の違い

目標と目的の違いをご存じでしょうか?私も最近まで、この二つの違いを知りませんでした。しかし、就職活動を通じてこの二つの違いを知りました。ざっくりいうと、【目的】がゴールで、【目標】がその過程にある目印です。

つまり、筋トレを続けたい場合、ムキムキになる事を「目的」にするのではなく、「目標」にする事が出来れば、継続のハードルが下がり、最終的に習慣化する事ができるという訳です。具体的には、筋トレをしてムキムキになることであの子にモテるというゴールを設ければよいという事です。

 

まとめ

継続のコツは、目的を目標に設定し、別のゴールを設けるという事です。

ただ、これは単なる考え方の違いで最初の方の辛さは、その都度自分を奮い立たせて乗り越えるしかありません。しかし、続けていくうちに、ホメオスタシスが頑張れる身体をいつの間にか授けてくれるはずなので、その日までひたむきに頑張りましょう!