手かざし
どうも、こんにちは!
最近、路頭に迷っている21歳です!
最近、家のポストを見ると宗勧誘のチラシが入っていて、いつもなら捨てているところですが、なんなく好奇心で記載してある番号にかけてみました。
電話に出たのは、40歳くらいの女性の声でした。
ネットに書いてあった宗教ではありがちな「手かざし」なるものを体験してみたいというと快く承諾して頂き、その宗教の会館のような場所に行ってみることにしました。
入館後の流れ
→まず手を洗う。
→巨大な仏壇のような掛け軸の置いてある部屋に通され、掛け軸に向かって土下座するおばあさんを目撃。
→少し焦る。
→館長のような女性の真似をするよう言われ、礼や拍手をする。
→「手かざし」を体験
→最初はお経みたいなものを唱えられ、その後、無音になったので不安になり恐る恐る目を少し開けると、目の前に手のひらが。
→なぜか少し笑いそうになるが、耐える。
→うつ伏せでマッサージを受け終了。
その宗教の教え
今回、私が体験した宗教は新興宗教の中では歴史が長く、あくまで自助努力を推奨している真面目な宗教でした。
私の宗教に対するイメージは縛りプレイだったので、「何かしてはいけないことはありますか?」きいたところ、生活をするうえでの禁止事項は特別ないとも言っていました。
手かざしをして先祖を憎む霊を追い出すというのが、この宗教の特徴でした。因みに、修行をすれば、誰でもできるようになるみたいです。
感想
実際に、信仰宗教を信じる人の話を聞いて、いろいろと考えさせられました。
宗教を一概に胡散臭くて、悪いものだと思っている人がいると思いますが、誰にとっても胡散臭くない宗教は存在するのでしょうか?
仏教やキリスト教でさえ、別の宗教を信じている人にとってはこっけいに感じますし、どの教えが正しいといったような格付けにも価値はないと思います。
もし宗教の本質的な価値があるとしたら、それは信じる人達同士の繋がりだと思います。私以外にもおじさんやおばあさんが来ていましたが、その人たちの大切なコミュニティになのかなという印象でした。
私自身、今後特定の宗教に加入するような事はないとは思いますが、もしこれかれ出会う人たちが何かの信者だった時に、理解を示せるような人間になりたいと思える1日でした。